マーケティング、地方創生、時々子育て

ベンチャーの広告会社営業マンが自身の失敗談、経験を共有しながら自分自身をマーケティングしてみようとする奮闘記です。

私たちの働き方ってホントに変わる?どう変える?

こんにちは、ノッキーです。

 

昨年から今年にかけて、「働き方改革」がホットワードですね。

安倍首相も「1億総活躍」とお話をされていて数々の働き方の改革にフォーカスを当ててますし、某広告代理店から端を発した問題からも世間の注目度がかなり高い状態になっているなと感じてます。

 

一方で号令は掛かっているものの、現場では、

仕事量も変わらないし、、、

時間は短縮しろといわれるし、、、

仕事を選べばいいと言われるけど、それで利益落ちた責任取るのこっちでしょ、、、

テレワークのITシステム導入して、会社にいないでカフェで仕事、、、

「24時間エンドレス労働」なんてことにもなりかねない、、、

 

とか結構、色々と出てきているようです。

 

私が個人的に感じることは、

 

テクノロジー先行でドンドンと多様な働き方を実施することができるようになってきてはいる、会社に来なくても仕事ができる、昔は5人でやっていた仕事も1人でやれるようなテクノロジーもそろっている

 

そんな前向きな、いい影響がある一方で、

テクノロジーがあることから24時間365日連絡をしてしまい返事を求めてしまう、会社でない場所ではさぼるから管理しないといけない、会社に貢献しないから管理をきっちりするべき、風土が追い付いていない

 

というような非常に内向きな、あまりよくない影響が出ているとも思います。

 

それは、企業従属的な意識、今だにある終身雇用的な思考停止状態のようです。

(個人・企業ともに)

この現状は、

雇われていれば自分の未来を深くまで考えなくていい個人(あらかた道を作ってくれると思っている個人)と

まだまだ強気に個々人の人生を企業内で設計してあげないといけないと思っている企業が多くいるということだと僕は思うのです。

 

こうなると、日本的な総論賛成・各論反対の事象がそこかしこで起こる、働き方を変えると言っていても変わらない、そのうち世の中にどんどん取り残されて行ってしまうガラパゴス島国になってしまう絵が容易に想像できます。

 

それでは本当によくないですね!

 

現在起こっている日本のパラダイムシフトは、明治維新以来の大きな出来事、インターネットが出来たとき以来の大きな出来事です。

そんな中、悠長にしていても時代に取り残されるだけです。

 

企業はいままで以上に自由を許容し、その分、企業が行っていた業務の一部をやめてしまうことが必要で、

個人はより自由に対して責任を持ち、その分のリスクヘッジを自分たちで行うようになること、

そして、個々人が自分の価値を自分で設定できなければ、生産性の向上は図れないし、働き方は変わらないというのが僕の考え方です。

 

 

ITだけを入れれば変わる、制度を変えれば変わる、と思っているのは

自分で自分に変化を起こせない、それを恐れている人達が陥っている思考停止状態であると思うのです。

 

ここから抜け出す一歩を今こそ、踏み出していきたいですね。