マーケティング、地方創生、時々子育て

ベンチャーの広告会社営業マンが自身の失敗談、経験を共有しながら自分自身をマーケティングしてみようとする奮闘記です。

マーケティングする上で意外とできていない、基本のキ。

こんにちは、ノッキーです。

 

皆さんはマーケティングをするときにSTPをどれくらい意識して、

どれくらいの深度で検討していますか?

 

S→セグメント

T→ターゲット

P→ポジショニング

 

簡単にいうと

「どこの市場の中の誰に対してどんなベネフィットを提供するのか?」と理解しているのですが、

どうもここの設定、仮説がたっていないケースが多いように感じます。

 

特に「どこの市場の誰に対して」がふわふわしている。

相対している担当者の方と話をしていても、

例えば、「製造業の現場担当者、、、」というレベル。

 

それってどんな人?年齢層は?規模は?というペルソナを立てていないようです。

 

なぜかと考えると、

きっと広く知ってもらえればみんな買ってくれるであろうという企業側のオモイが強すぎる、「イイモノは売れる」という意識がまだまだ根付いているように感じてます。

マス広告的な考え方ですかね。

 

でも、待ってください。

 

プロダクトを作るときにもこの製品はこんな人に使ってほしい、こんなことを悩んでいる人の役に立ちたいという開発した方の熱い”オモイ”があるはず。。。と思ってしまうのですが、いかがなものでしょうか?

 

今のご時世ですから、モノがあふれてます。ソリューションもいっぱい出てます。

そんな中でも生き残っていかなければならないのですから、

「どこの市場の中の誰に対してどんなベネフィットを提供するのか?」

なんていう事を深く考えていないと見つけてももらえないですし、

きっと、購入してもらうなんてことも無理なんではないかと思うのです。

 

主導権はユーザーに移っているわけですから。

 

「どんな人にどんなベネフィットを供給して、自社のファンになってもらうのか・継続的にお付き合いしていくのか」

そのために買ってくれる・買ってくれそうな人をめちゃくちゃ深く考える、理解する、

そのやり方もいままでのようなM1層、F1層~などのようなセグメントではなく、

もっと趣味趣向も含めて多岐に渡ったセグメントをしないと、メッセージが届きません。

 

情報が多い時代だからこそ、ウザイ内容(相手のことを考えてない内容、一方的な内容)は捨てられてしまいます。

 

企業のそれぞれ素晴らしいテクノロジー・ソリューションが、買ってほしい人達に本当に買ってもらえるようになるためにも、”買ってほしい人達”をちゃんと設定しましょう。