”ウザイ”広告、”ウザくない”広告
こんにちは。ノッキーです。
12月になり、年の瀬。
この時期、忘年会シーズンに突入すると、私たち営業マンはクライアント・パートナー各社と忘年会をほぼ毎日行い、ヘパリーゼが欠かせない状態になります。
皆様の業界の営業マンはどうでしょうか?
それでも、昔ほどガツガツ飲むなんてことも少なくなっているような気がしていて、
飲みニケーションの効果について、もう少し色々と効果検証してみたいと思う今日この頃です。
さて、今日は”ウザイ”広告、”ウザくない”広告についてです。
youtubeやfacebookの広告ブロックの話題もそうですが、グーグルがChromeでの広告をブロックする機能を2018年から導入するなど、これからはいわゆるマスを狙った広告について、個人がブロックして見なくても済むようにできるようになってきています。
digiday.jp
まぁ、閲覧者の立場からしたら、当たり前の流れかなと思っていて、
そりゃー、集中してみたいコンテンツを遮る、自分に関係があるのかないのかも不明な広告が流れれば絶対といっていいほど、読み飛ばしますよね。
直ぐにスキップしている人も多いと思います。
そのスキップも煩わしければそれはそもそも表示させないようにする流れは至極当然。
※配信技術の言及はしないのであしからず
そもそも、”ウザイ””ウザくない”はどこで判断しているのでしょうか?
僕は下記のように考えています。
・ウザイ→自分とは関係のない、売り込みばっかりの情報(主導権が売り手側)
・ウザくない→自分に関係があって、”なるほど”感が感じられる情報(主導権が買い手側)
買い手側はまだ商品やソリューション購入者ではない状態でその広告、情報を目の当たりにします。
そんな時に”これは安くて使い勝手がいいモノです!”といったって反応は目に見えてます。
「しらんがな。。。」
です。
そりゃそうですよね。もちろん、中には買いたいと思っていたところに広告が出てきて、ドンピシャで買うこともあると思いますので、やり続けることに否定はしません。
ただ、それができるのって本当に体力のある企業です。
また、”これは安くて使い勝手がいいモノです!”というメッセージで言った場合にきっと、取って代わられる可能性は高くなるでしょう。
コモディティ化が進むのが速い時代です。似たようなスペックや使い勝手のいいモノがすぐにでてきそうなのは容易に想像がつきます。
だからそこに”ストーリー”が必要なんです。
一生活者はそれぞれ課題に思っていることが多岐に渡ってあり、それをいろんな角度から解決しようとしています。
そこの中でどこを解決するのか、楽しいと思うような前向きな気持ちになってもらえるのか、を一緒に作り上げていかなければならないのだと思います。
「しらんがな。。。」
を
「へぇ~。」
と思ってもらい、
「なるほど!」
というキモチになってもらうためにも、
どういったコンテンツがいいのかを非常に難しいと思いますが、ヒントは必ず、自分たちの中、引いてはユーザーの中にあります。
それを絞り出してこそ、経営に寄与する活動ができているのだと思うのです。